順天堂大学などの研究グループは、難病・潰瘍性大腸炎に対する腸内細菌移植療法(FMT)の効果を最大化する「良いドナーの条件」と「ドナーと患者の腸内細菌の相性」が重要であることを明らかにしました。

抗菌薬を用いて腸内細菌を一時的に減らした後にFMTを行うことで、ドナーの有用菌が定着しやすくなり、治療効果が高まることが判明。特定の善玉菌が豊富なドナーや、患者との腸内細菌の構成が似ている場合に治療成績が向上することが示され、今後は個別化医療への応用が期待されます。

ソースURL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000753.000021495.html

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