世界各国で実施されている臨床試験(治験を含む)の情報を一か所に集めた、世界最大規模の公開データベースがClinicalTrials.gov(クリニカルトライアルズ・ガブ)です。アメリカ国立医学図書館(NLM)が運営し、米国食品医薬品局(FDA)や国立衛生研究所(NIH)と協力して、研究者・患者・一般市民が無料で利用できるよう公開されています。

基本情報

名称ClinicalTrials.gov
運営機関米国国立医学図書館(NLM)/国立衛生研究所(NIH)
登録試験数59万件以上(世界226か国・地域)
利用料金無料
公式サイトhttps://www.clinicaltrials.gov/

💡 用語解説:臨床試験・治験とは?
新しい薬や治療法が人間に対して安全で効果があるかを確認するための研究試験のことです。「治験」は特に薬の製造販売承認を得るための臨床試験を指します。希少疾患の患者さんにとって、治験・臨床試験への参加は新しい治療法を受けられる可能性を広げる重要な機会です。ClinicalTrials.govはこれらの試験情報を世界規模で検索できるデータベースです。

ClinicalTrials.govとはどんなサービス?

ClinicalTrials.govは、臨床試験の登録・公開を通じて研究の透明性を高め、患者さんが参加できる試験を見つけやすくするために設立されました。アメリカ国内の多くの臨床試験はFDAの法律により登録が義務付けられているほか、WHO国際臨床試験登録プラットフォーム(ICTRP)を通じて日本を含む世界各国の試験情報とも連携しています。

希少疾患での活用方法

1. 疾患名・薬剤名・症状での検索

希少疾患の名前(英語表記)や原因遺伝子名、薬剤名などで検索できます。「自分の病気を対象とした試験が世界のどこかで行われているか」を調べるための基本的な情報源です。

2. 国・フェーズ・ステータスでの絞り込み

国(日本国内の試験も含む)・試験の段階(フェーズ1〜4)・現在の状況(募集中・募集予定・終了など)での絞り込み検索が可能です。日本の患者さんが参加できる試験に絞り込むことができます。

3. 参加条件の確認

各試験のページには、参加できる患者さんの条件(年齢・診断・既往歴・治療歴など)が記載されています。試験への参加に関心がある場合は、必ず主治医に相談してください。

⚠️ 臨床試験への参加に関する注意
臨床試験・治験への参加は必ず主治医に相談したうえで判断してください。ClinicalTrials.govで見つけた試験に直接連絡することも可能ですが、現在の治療との兼ね合いや安全性については必ず医師の判断を仰いでください。

引用・参照元

※ 最終確認:2026年6月

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