千葉県が2025年度に初めて実施した難病患者を対象とする県職員採用選考を経て、2026年4月に千葉県庁に入庁した40代の男性職員が9月7日、記者団の取材に応じました。 自己免疫疾患の難病を患いながらも県庁でデスクワークを中心にフルタイム勤務を続ける男性の言葉は、就労を希望する難病患者さんへの力強いメッセージとなっています。 千葉県は2026年度も同様の採用選考を実施しており、県人事課は「県が率先して採用することで民間企業や市町村への波及につなげたい」と話しています。
💡 千葉県の難病患者対象採用選考とは?
千葉県が2025年度に初めて導入した、難病患者さん専用の県職員採用区分です。 障害者手帳を持つ方を対象とした従来の障害者採用区分とは別に設けられており、手帳がなくても難病の診断を受けている方が受験できます。 採用後は症状や体調に合わせた業務配慮を受けながら、正規職員として働くことができます。 2026年度も実施されており、難病患者の就労機会拡大に向けた先進的な取り組みとして注目されています。
難病を発症後、受け入れ体制が整った職場を探して
男性は前の職場で営業職として働いていた3年前(2023年頃)、自己免疫疾患の難病を発症しました。 その後、難病患者を受け入れる体制が整った職場への転職を希望する中で、2025年に千葉県庁の採用募集を見つけ、難病患者対象の採用選考に応募・合格し、2026年4月に入庁しました。
現在は事業者が提出する書類の審査業務などデスクワークを中心に、基本的に週5日・フルタイムで勤務しています。 職場環境について「バックアップがある中で、健常者の皆さんと一緒に仕事ができるのは心強い」と取材に語り、仕事のやりがいを表現しました。
千葉県の思い——「民間・市町村への波及につなげたい」
千葉県人事課の担当者は「県が積極的に採用することで、民間企業や市町村にも知ってもらい、難病患者の就労につないでいきたい」とコメントしています。 難病患者の就労支援において、公的機関が率先して採用枠を設けることで、民間企業や他の自治体への波及効果を狙う姿勢が明確に示されています。
東京都でも今年度、難病患者専用の職員採用区分が新設され、倍率28.2倍という高い関心を集めるなど(2026年9月3日発表)、都道府県レベルでの難病患者採用枠の整備が全国的に広がりを見せています。
🔗 元記事・関連情報はこちら
- 「難病選考で入庁の千葉県職員 仕事のやりがいは 県『難病患者の就労に繋ぐ』」(チバテレ+プラス・2026年9月8日放送)
- 千葉県「職員採用(障害のある方・難病のある方対象)」– pref.chiba.lg.jp
※ 2026年度の千葉県難病選考の申込締切は9月11日とされています。受験を検討される方は千葉県公式サイトで最新情報をご確認ください。
引用・参照元
- チバテレ「難病選考で入庁の千葉県職員 仕事のやりがいは 県『難病患者の就労に繋ぐ』」– Yahoo!ニュース経由 (2026年9月8日配信)
※ 当記事はYahoo!ニュースの検索スニペット(公開部分)をもとに、難病ネットワークインフォメーション編集部が要約・解説したものです。
※ 最終確認:2026年9月






