「私の病気、本当の原因は何か知りたい」「自分に合った治療を受けたい」——そんな患者さんの願いを叶えるために、日本ゲノム医療推進機構(GeMJ)が2026年3月30日にスタートしました。がんや難病の全ゲノム解析データを集めて活用し、一人ひとりにぴったりの医療を届ける新しい組織です。
GeMJの目的:患者さんに「質の高い医療」を届ける
この機構の目的は、全ゲノム解析の成果を患者さんに還元することです。
- 患者還元の支援:解析結果を速やかに患者さんにフィードバック
- 個別化医療の推進:一人ひとりの遺伝子に合わせた治療法の開発
- 情報基盤の構築・運用:ゲノムデータや臨床情報を集約・管理
- 研究・創薬の促進:企業や研究機関がデータを活用し、新薬開発を加速
厚生労働省は、この機構を通じてがん・難病等のゲノム医療施策を継続的に推進します。
組織の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 日本ゲノム医療推進機構 |
| 略称 | GeMJ(ジェムジェイ) |
| 発足日 | 令和8年3月30日(2026年3月30日) |
| 体制 | 国立がん研究センター内に発足(委託事業) |
リーダーシップ体制
- 機構長:水澤 英洋(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長)
- 運営委員会委員長:中山 譲治(元日本製薬工業協会会長)
がん研究のトップランナーと製薬業界のリーダーが中心となり、患者さんのためのゲノム医療を推進します。
「同じ病気でも違う」治療を、日常診療に
これまで、同じ「がん」や「難病」と診断されても、患者さんごとに原因が異なる場合が多く、万人に同じ治療が限界でした。GeMJは、全ゲノム解析データを活用することで、「あなたに合った治療」を日常診療に取り入れ、患者さんの生活を支えていくことができるでしょう。
2026年3月30日——この日が、がんや難病患者さんの未来を変える第一歩になることを、心から願います。






