大阪市が「令和7年度 難病に関する多職種研修会」を開催します。テーマは「パーキンソン病のある暮らしを支えるために~医療と生活の視点から学ぶ~」で、在宅療養における難病患者の支援に携わる多職種の専門家を対象とした研修です。
研修開催の背景と目的
在宅療養における難病患者の支援は多岐に渡っており、患者の希望をくみ取りながら、その人らしい生活を支援していくために、地域の支援者が役割を認識し、より早期の療養支援ネットワークの構築が課題です。この研修では、近年増加しているパーキンソン病の患者さんへの支援に役立つ内容で開催されます。
対象者は、各医療圏で難病患者の在宅療養支援に関わる支援者で、ご自身が所属している事業所の所在区の圏域での参加が求められます。なお、一般市民の方のご参加は受付していません。
4つの基本保健医療圏別での開催
西部圏域(福島区・此花区・西区・港区・大正区・西淀川区)は、令和8年2月3日(火)13時30分から16時まで、港区民センターで開催されます。講師は多根総合病院脳神経内科の白石翔一先生と、同病院リハビリテーション部の場工美由紀先生(理学療法士)です。申込期限は1月27日(火)です。
中央圏域(中央区・天王寺区・浪速区・東成区・生野区・城東区・鶴見区)は、令和8年2月5日(木)13時30分から16時まで、天王寺区民センターで開催されます。講師は大阪赤十字病院脳神経内科の井上学先生と、社会医療法人大道会訪問看護ステーションおおみちの小川真太郎先生(作業療法士)です。申込期限は1月29日(木)です。
南部圏域(阿倍野区・住之江区・住吉区・東住吉区・平野区・西成区)は、令和8年2月10日(火)13時30分から16時まで、阿倍野区役所2階大会議室で開催されます。講師は大阪公立大学医学部附属病院脳神経内科の長谷川樹先生と、リニエ訪問看護ステーション住之江の福原康平先生(理学療法士)です。申込期限は2月3日(火)です。
北部圏域(北区・都島区・淀川区・東淀川区・旭区)は、令和8年2月19日(木)13時から15時30分まで、大阪市立総合医療センター3階さくらホールで開催されます。北部のみ開催時間が異なりますのでご留意ください。講師は大阪市立総合医療センター脳神経内科の吉村賢二先生と、ぽると訪問看護ステーション大阪市北区サテライトの豊浦尊真先生(理学療法士)です。申込期限は2月12日(木)です。
プログラム内容
プログラムは3部構成となっています。講演①「パーキンソン病の病態・治療・日常生活のケアについて」では、脳神経内科の医師が医学的な知見を解説します。講演②「パーキンソン病患者のリハビリについて」では、理学療法士または作業療法士が実践的なリハビリテーションについて説明します。最後にグループワーク「パーキンソン病患者の支援について考える」が行われ、参加者同士で意見交換ができます。
申込みは大阪市行政オンラインシステムまたは電話(06-6647-0649、平日9時から17時半)にて受付されます。FAXでのお申込みは受け付けていません。本研修は、大阪府難病診療連携拠点病院の協力を得て開催されています。
ソースURL: https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000665621.html











