神奈川県茅ヶ崎市が令和7年度の難病従事者研修として、「災害時に備える!医療機器の電源確保 ~停電時にも命を守るために、今できる備えを~」をテーマにした研修を実施します。本研修はYouTubeによる限定公開のオンデマンド配信ですので、期間内であればいつでもご視聴いただけます。
医療機器使用者の災害対策の重要性
災害時における医療機器の電源対策は、医療機器を使用している難病の方にとって命に関わる重要な課題です。特に在宅人工呼吸器などの医療機器を使用している方にとって、停電時の電源確保は生命維持に直結します。茅ヶ崎市では、こうした災害時の備えに関する知識と対策を広く共有するため、今回の研修を企画しました。
研修内容の詳細
第1部は「自助・共助・公助でできること」というテーマで、在宅人工呼吸器を使用しているご家族へのインタビューと、電源確保場所までの避難訓練の様子が紹介されます。実際に医療機器を使用しているご家族の経験や課題を知ることで、当事者目線での災害対策を学ぶことができます。
第2部は「電源確保について」というテーマで、神奈川工科大学地域連携災害ケア研究センター長で健康医療科学部臨床工学科の山家敏彦教授が講師を務めます。電源の基礎知識や、蓄電池、電動車による電源確保の方法について解説されます。
対象と申込方法
研修の対象は、医療機器を使用している方やそのご家族、医療的ケアのある方に関わる支援者、関心のある方などです。当事者ご家族や支援者の皆さまをはじめ、関心のある方は、ぜひお申込みください。
申込みは、申込みフォームをクリックして必要項目を入力するだけで完了します。入力したメールアドレスに「視聴URL」「講義資料」「アンケート」が届きます。オンデマンド配信のため、都合の良い時間に視聴できる点が大きなメリットです。
問い合わせ先は、茅ヶ崎市保健所保健予防課保健対策担当(電話:0467-38-3315、ファクス:0467-82-0501)です。災害時の備えは日頃からの準備が重要であり、この研修を通じて医療機器を使用している方とその家族、支援者が具体的な対策を学ぶ貴重な機会となります。
ソースURL: https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kenko/1030596/1047482.html











