鹿児島県難病相談・支援センターでは、難病とともに生きる方や家族を支援する「難病支援ボランティア」を募集しています。病気を抱える患者さんとその家族に寄り添い、地域で支える活動に参加できる制度です。

難病支援ボランティアになるには

ボランティアとして活動するには、まず鹿児島県難病相談・支援センターが年1回開催する「難病支援ボランティア養成講座」を受講する必要があります。受講後、所定の申込書に記入して申し込むことで、審査を経て難病支援ボランティアとして登録されます。

問い合わせ・申し込み先は、鹿児島県難病相談・支援センター(鹿児島市小野一丁目1-1ハートピアかごしま3階、電話099-218-3133)です。

具体的な活動内容

難病支援ボランティアの活動内容は多岐にわたります。患者家族会が主催するイベントや交流会事業への参加、会報紙の編集作業や発送作業などがあります。また、難病相談・支援センターが主催する講演会や医療相談の運営協力、移動が困難な方の介助やガイドヘルプ(会場案内や誘導)なども行います。

活動日時や場所、活動内容については、センターから登録者に連絡があります。なお、ボランティアに対する報酬や旅費などは原則として支給されませんが、ボランティア保険はセンター負担で加入されます。

令和7年度のボランティア養成講座

令和7年2月1日(土曜日)に鹿児島市のハートピアかごしまで、難病支援ボランティア養成講座が開催されました。午前10時から午後4時まで行われ、9名が参加しました。

プログラムには、「難病とボランティア活動」の講話、「難病対策と難病相談・支援センターの業務について」の講話、福祉体験、難病当事者や家族による体験談発表、「ボランティアとして私たちができることとは?」というテーマでのグループワークなどが含まれていました。講座修了後、今回初めて受講した3名の方がボランティアとして登録を希望されました。

ボランティア交流会の開催

鹿児島県難病相談・支援センターでは、難病支援ボランティア同士の相互交流を目的とした交流会も開催しています。交流会では、スキルアップ講座やリラクセーション体験、患者会の代表者からのお話、ボランティア活動についての意見交換などが行われています。

参加者からは「当事者の方、様々な職種・経験をされている方の話を聞き、とても勉強になりました」「少しでも力になることができたらいいなと思っています」などの感想が寄せられています。難病支援に関心のある方は、ぜひ養成講座への参加をご検討ください。

ソースURL: http://www.pref.kagoshima.jp/ae21/borantia.html

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