長岡市深沢町の長岡崇徳大学の「ICTサポーターサークル」が、デジタルデバイド(情報格差)解消によるスマートライフの在り方を提案する全国大会の決勝に進出しました。高齢者や難病患者をICT(情報通信技術)で支援する取り組みが評価されています。
デジタルデバイド解消への取り組み
デジタルデバイドとは、インターネットやスマートフォンなどの情報通信技術を利用できる人とできない人の間に生じる格差のことです。特に高齢者や難病患者の中には、デジタル機器の操作に不慣れな方や、身体的な制約によってデジタル機器の利用が困難な方がいます。
長岡崇徳大学のICTサポーターサークルは、こうした情報格差を解消し、誰もがデジタル技術の恩恵を受けられるスマートライフの在り方を提案する活動を行っています。具体的には、高齢者や難病患者に対してスマートフォンやタブレットの使い方を教えたり、オンライン診療やオンライン服薬指導などのデジタルヘルスサービスの利用をサポートしたりする活動が考えられます。
全国大会決勝進出の意義
この取り組みが全国大会の決勝に進出したことは、地域における学生の社会貢献活動が高く評価されたことを示しています。デジタル技術の進展により、医療や福祉の分野でもオンラインサービスが普及していますが、それを利用するためのサポート体制が十分でないことが課題となっていました。
学生たちによるICT支援活動は、デジタル技術と人とをつなぐ重要な役割を果たしており、特に難病患者にとっては、外出が困難な場合でもオンラインで医療情報を得たり、患者会とつながったりすることができるようになるなど、生活の質の向上に大きく貢献する可能性があります。長岡崇徳大学の学生たちの活動が、今後の地域医療や福祉の充実につながることが期待されます。











