長崎県対馬市は、指定難病の受給者等を対象に、島外の医療機関への通院で航空路を利用した場合の運賃を助成する「航空路運賃助成事業」を2026年7月1日から開始すると発表しました。 これまで航路(船)の運賃割引制度はありましたが、ジェットフォイルの減便により島外医療機関への日帰り通院が難しくなったことを受けた臨時的な対応です。 対象期間は2026年7月1日から12月31日までで、片道あたり2,500円が助成されます。
💡 離島における難病医療の課題とは?
対馬市のような離島では、専門医や指定医療機関が限られるため、定期的な診察・検査・治療のために本土(島外)の医療機関へ通院する必要がある患者さんが多くいます。 これまで船(ジェットフォイル)による日帰り通院が可能でしたが、減便によりその選択肢が狭まったことで、日帰りで本土の医療機関に通うことが難しくなり、宿泊を伴う通院が必要になるケースが増えています。 今回の助成は、こうした患者さんの交通費負担を軽減するための緊急的な支援です。
助成の概要
| 対象期間 | 2026年7月1日(水)〜12月31日(木)の通院日 |
| 助成金額 | 片道あたり2,500円 ※往路は通院日または前日、復路は通院日または翌日の航空運賃が対象 |
| 申請期間 | 通院日の翌日〜2027年3月1日(月) |
| 申請方法 | 一旦、航空路島民割引運賃を負担後、搭乗券または領収書と必要書類を市役所窓口へ提出。審査後、指定口座へ振込 |
| 問い合わせ | 対馬市 地域づくり課 電話:0920-53-6207 FAX:0920-53-6112 |
対象者と必要書類
対象者は以下の5区分です。
- (1)特定医療費(指定難病)受給者
- (2)特定疾患医療受給者(5疾患のみ対象)
- (3)小児慢性特定疾病医療受給者
- (4)自立支援医療受給者(育成医療)
- (5)診療情報提供書(紹介状)により本土医療機関で診療を受ける方
※(3)〜(5)に該当する未就学児については、付添人(保護者等)も対象となります。
申請時の主な提出書類は以下のとおりです。
- 助成対象者であることを証する受給者証の写し
- 受給者証に記載された指定医療機関の医療費の領収書の写し
- 通院交通費の領収書の写し(欠航の際は欠航証明書も必要)
- 口座振り込みのための通帳等の写し(申請者名義のもの)
- 申請者の本人確認書類
申請書類は対馬市公式サイトからダウンロードできます。
🔗 申請書類ダウンロード・詳細はこちら
※ 本事業は対馬市在住の方を対象とした臨時的な事業です。対象期間・助成内容は変更になる場合がありますので、最新情報は対馬市公式サイトでご確認ください。
※ 小児慢性特定疾病の方が「小児慢性特定疾病児童等島外通院交通費助成事業」を利用している場合は、今年度の7回目以降の通院から本事業をご利用ください。
引用・参照元
※ 当記事は上記を参照し、難病ネットワークインフォメーション編集部が要約・解説したものです。
※ 最終確認:2026年6月







